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大学受験に塾は必要?塾にいくべきか判断する基準とは

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塾に行くか迷う高校生
塾に行くか迷う高校生
大学受験があるけど塾はいくべきかな。どうすればいいか迷っています。

こういった疑問に答えます。

大学受験に取り組む際、塾に通うかどうかは大きな悩みの1つになります。

「塾に通って成績が伸びた」という意見もあれば、「自宅で勉強していた時とあまり変わらない」などの意見も見受けられます。

今回は、塾の必要性や塾に行くべきかどうかの基準について解説していきます。

大学受験で塾に通っている人の割合

文部科学省が実施した調査によると、高校生全体の30~40%の学生が通塾しているとう結果がでています。

その中でも、大学受験において、塾や予備校に通っている割合は、全体の約57%と言われており、過半数以上の学生が大学受験のために塾に通っていることがわかります。

また、通塾率自体も、1990年と、2015年以降を比較すると約2倍以上となっており、多くの学生が塾や予備校を利用していることがわかります。

したがって、近年、大学受験に取り組む上で、塾や予備校に通うことが重要になっており、学校の授業のみで試験対策を行うのは不利な状況となっています。

大学受験のために塾が必要な人

大学受験に取り組む上で、塾が必要かという質問が多く見受けられますが、結論から述べると、必ずしも必要というわけではありません。

通塾が必要かどうかの判断は学生の勉強方法やモチベーションによって大きく変わってきます。ここでは、大学受験の際に、塾が必要な人の特徴を解説していきたいと思います。

塾が必要な人の特徴

勉強が習慣化していない人

学力を向上する上で大切なことの1つに継続的な勉強があります。

継続して勉強をすることで脳への定着が進み、学力の向上へと繋がります。

なので、自宅で勉強しているが、毎日はできていない人や、勉強時間にムラがありやる気がなくなるとサボってしまう人などは塾へ通うことをおすすめします。

理由としては、塾に通うことで定期的な勉強時間が確保されるので、自分でスケジュールを組んで勉強をするより比較的簡単に勉強を習慣化することができるからです。

また、自習スペースもしっかりと完備されているので、集中して勉強に励むことができます。

授業についていけない人

学校の勉強についていけない人の特徴として、自分の苦手を解決せずに進んでしまって、気付いた時には、授業が理解できなくなるといったものがあります。

高校の勉強は学んだことを応用する傾向が強いので、一度置いていかれてしまうと、追いつくことが難しくなります。

塾では、自分に合わせた勉強カリキュラムを組んでもらえるところもあるので、集中的に苦手科目や分野を鍛えてくれます。

また、学校の授業の先取りもできるので、授業の理解度がより一層深まるメリットもあります。

なので、授業についていけなくなった人や今後不安な人は、塾へ通うことをおすすめします。

進学校ではない人

高校になると、進学校の学校と非進学校では受験対策にかける時間の量が異なってきます。

理由として、非進学校では、大学への進学率が低いため十分な受験対策の授業が行われない傾向があるからです。

したがって、進学校の生徒比べると、不利な状況で受験に挑まなくていけなくなります。

塾ではそのような、学校で行なってくれない受験対策を補ってくれたり、志望校に関する情報も提供してくれたりするので、非進学校であっても、志望校に合格できる確率が比較的に向上します。

なので、もし自分の子供が非進学校ではあるが、大学受験を望む場合は、塾へ通うことをおすすめします。

大学受験の塾選びのポイント

通塾を考えた時に悩む問題として、塾選びがあげられます。

塾といっても集団や個別、実績や塾内の雰囲気など個々に特徴があり、どこに通えば良いのかわからなくなりますよね。

ここでは、塾選びのポイントについて4つほど紹介します。

クラスの人数

塾には、集団のクラスや個別指導など様々な人数の形態があります。

その中で、あまりにも大人数のクラスだと、先生が生徒一人一人の理解度を確認しながら授業を進めることが困難になるので、せっかく塾に通っているのに、勉強に行き詰まる原因となってしまいます。

もし、自分にペースに合わせた授業を希望しているのなら、少人数クラスや個別指導などを検討すべきです。

そうすることで、理解を深めながら勉強ができ、授業中も周りに気を使わず質問することも可能になります。

質問ができる環境かどうか

塾のメリットとして、先生との距離が近く自分がわからないことをすぐに質問できるといったことがあげられます。

しかし、塾の規模が大きくなればなるほど、生徒一人に対して使える先生の時間が少なくなり、質問しても理解不足のままになってしまう可能性があります。

また、学生アルバイトが多すぎる塾は、質問に対して的確な回答ができず、流せれてしまう可能性もあるので注意が必要です。

塾を選ぶときはプロの講師とアルバイト比率にも着目しましょう。

自習スペースが完備されているかどうか

家では勉強できない人からすると自習スペースの環境の良し悪しは重要になります。

自習スペースが静かで集中できるかどうか、教材等を広げても窮屈にならないくらいのスペースがあるかどうか、さらに、自習室が満室で入れない状況が多々発生しないかなどを確認することをおすすめします。

通いやすさ

塾までの通いやすさも重要です。

自宅から塾までの距離があまりにも遠すぎると、移動時間で時間をとられてしまい、勉強時間をロスしてしまう恐れがあるからです。

また、学校がある期間だと週に2~3回程度しか塾には行かないと思いますが、夏期講習や受験期になると毎日のように塾に通わなければなりません。

そうした場合、塾への移動時間が長すぎると子供の負担になってしまいます。

以上のことより、できるだけ通塾に負担がかからない距離がおすすめです。

塾の帰りは夜間になってしまうことも多いので、子供の安全面を考えても自宅から近い塾を探しましょう。

大学受験には塾以外の選択肢もある

大学受験において、塾以外にも様々な選択肢があります。

個人に合わせた選択をすることも大学受験を有利に進めることができます。

ここでは、大学受験に取り組むうえで、塾以外の選択肢を紹介します。

家庭教師

家庭教師は、1対1での指導が最大のメリットです。

生徒にあった授業カリキュラムを組むことができるので、塾に比べて勉強の理解度が格段にあがります。

自宅から出なくて済むので、通塾の時間を省くことができ、夜間に外を出歩く心配もないので親にとっても安心できるというメリットもあります。

加えて、先生との距離が塾と比べ近いので、勉強以外にもプライベートの相談もでき、子供のメンタル面でのケアにも有効だと考えられます。

最近では、自宅にいながらオンラインで受けられる家庭教師もあります。

オンラインなので負担が少なく利用できるので、一度無料体験を受けてみてください。

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予備校(集中講義のみ)

予備校の夏期講習等の集中講義は、普通の授業とは違い、受験のノウハウや志望校別の対策も行ってくれます。

普段、自宅で勉強している学生も集中講義に参加することで、勉強効率が格段にあがる可能性があります。

まとめ

今回は、大学受験における塾の必要性や塾に行くべき基準、塾の選び方を解説していきました。

塾も自分に合わないものを選んでしまうと、せっかく塾に通っているのに学力が伸びない事態にも陥ります。塾を選ぶ際は、是非この記事を参考にしてみてください。

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