こんな疑問に答えます。
みなさん、塾に通った経験はありますか?
塾に通う理由は様々ですが、一番の理由は受験ではないでしょうか。
しかし、塾に通うには費用や通う手間なども考えないといけないため、なるべくなら塾にいかずに受験したいと考える方もいるのではないでしょうか。
当記事では、塾に行かずに高校受験は可能なのかについて解説します。
塾に行かずとも高校受験は合格できる
塾に行ったことがない人、現在塾に通っている人、または塾に行っているが辞めたいと思っている人など、きっとさまざまでしょう。
塾に行かずに、高校受験を成功させることは可能でしょうか?
結論を言えば、それは可能です。ただし、やり方次第と言えます。
では、どうすれば塾に行かずに高校受験で合格することができるのでしょうか?
これからその方法をご紹介します。
ポイントは、“主体的に勉強すること”です。
塾に行かずに高校受験で合格する方法
ここでは、塾に行かずに高校受験で合格する方法を、3ステップに分けてご紹介します。
①勉強する習慣をつける
大切なのは、勉強する習慣をつけること。
もともと定期テスト対策や毎日の宿題や復習を自主的に行えている人であれば、言うことはありません。このステップはクリアしています。
しかし、日々の勉強ができていない人は、勉強する習慣をつける必要があります。
高校受験のための勉強は長丁場。
入試の2、3日前に詰め込むような勉強方法は通用しません。
まずは、日々の学校の授業、そして学校の宿題や復習をしっかりと行って下さい。
定期テスト対策も、できる限り早い時期から準備すると良いですね。
日々の積み重ねが受験本番で生きて来ます。
②自己分析をする
日常生活で定期的に勉強する習慣がついたら、次のステップに行きましょう。
次のステップは、自分の学力をしっかりと把握することです。
例えば定期テストや模試の結果を見れば、自分がどの分野が得意で、どの分野が苦手なのかがわかるはずです。
もしくは、テスト結果を見なくても、自分自身が日頃から苦手だと感じている分野を知っているかもしれませんね。
自分の学力について、得手不得手を含めて、正確に分析して下さい。
もし、生徒本人だけで実力がわからない時は、学校の先生や親に聞いてみるのも良いですね。
ぜひ、成績表やテスト結果を見せて、アドバイスを求めて下さい。
そうすれば、何かしらの助言をくれるはずですよ。
③課題や目標を決める
自己分析が終わったならば、次のステップです。
次のステップは課題や目標を決めることになります。
自分の得意分野や苦手分野をしっかりと把握していれば、高校受験で合格するために何をすれば良いかがわかります。
例えば、英語の長文問題が苦手であると判明したとします。
その場合、授業で学んだ長文を復習したり、問題集で長文問題を重点的に解いたりすることができます。
つまり、自己分析ができれば、高校受験で合格するための課題や目標を決めることができるのです。
長所を伸ばすための目標や、弱点を克服するような課題を持って下さい。
課題や目標が決まれば、あとは邁進するだけですね。
以上で塾に行かずに高校受験で合格する方法をご説明しました。
これらのステップが自主的にできるのであれば、塾に行かずとも十分に高校受験で成功するチャンスがあるでしょう。
やるべきことができているのであれば、塾に行きたくない人はそれで構わないのです。
そもそもなぜ塾にいきたくないのか
では、塾に行きたくないと思う理由は何でしょうか?
理由は人によって違うはずですが、大事なポイントとしては、“必ずしも行く必要がない”ことが挙げられます。
塾は必ずしも行く必要がない所です。行きたい理由がなければ、行かなくなります。
では、行きたい理由とは何でしょうか?
それは例えば、「塾での勉強が楽しい」だったり「友達と会えて、話せるから楽しい」だったり「成績が上がるのが嬉しい」などです。
このような理由がないと、辞めてしまう傾向があります。
では、そもそも塾は行った方が良い所なのでしょうか?それとも、行く必要がない所なのでしょうか?
以下で、塾に行くことのメリットとデメリットについてご説明します。
高校受験で塾にいくメリット
塾に行くメリットについて、箇条書きでご紹介します。
学習ペースをつかむ手伝いをしてくれる
「塾に行かずに高校受験で合格する方法①」で説明した、勉強する習慣を作る手伝いをしてくれるでしょう。特に個別指導などのオーダーメイドのカリキュラムを作ってくれる塾においては、家庭学習のための宿題等を小まめに出してくれます。
言われたように勉強していれば、学習のペースができます。余計なことを考える必要がないので楽だと言えます。
自己分析の手伝いをしてくれる
「塾に行かずに高校受験で合格する方法②」で説明した、自己分析をする手伝いをしてくれます。塾では塾独自で、小テストや確認テストを実施している所が多いです。その塾の方針にもよりますが、毎回のように小さなテストがあると言っても過言ではありません。
テストの結果を講師が見れば、その生徒の理解度がわかりますよね。
塾に行くことで、客観的に自分の実力を把握してくれるはずです。
課題や目標を作ってくれる
「塾に行かずに高校受験で合格する方法③」で説明した、課題や目標を決める手伝いをしてくれます。塾に行けば、大抵の場合、講師が生徒の理解度を把握しているはず。
そして、その理解度に合わせて課題や目標を作ってくれることでしょう。つまり、理解度に合わせた宿題を出したり、理解度に合わせた授業を提供することができます。
受験目標を明確にするために、面談を行っている塾も多いです。
良い先生や友人に出会える
相性の良い講師に会えると、勉強が楽しくなります。また、他校の新しい友達ができるかもしれませんね。楽しんで通っている人は、成績も伸びる傾向があります。
受験に関する情報がもらえる
塾に通っていると、受験に関する情報をたくさん受け取ることができます。
模擬試験等も優先的に受けられることが多いでしょう。
高校受験で塾にいくデメリット
塾に行くデメリットについても、箇条書きでご紹介します。
- 自主的に勉強しない
- 自分で自己分析しない
- 課題や目標を自分で決めない
以上3点に共通するデメリットとしては、塾に通うことで、主体的に考えて勉強しなくなることです。
さまざまなことを手伝ってくれる塾ですが、生徒自身が自主的に勉強できる場合、かえって時間のムダになってしまうケースがあります。
本当に自分がやるべきことがわかっている場合、塾に通う時間がそもそもムダですよね。
学校から帰ってきたら、すぐに自宅で勉強した方が効率的です。
塾や講師によって当たり外れがある
勉強を教える技術が低い講師にあたると、かえって勉強の効率が悪くなります。
そもそも、塾の雰囲気が良くない場合もあります。そのような場合、思い切って塾を変えてみるのも良いでしょう。
受験に関する情報が少ない
塾に通っている場合と比べると、受験に関する情報はあまり入ってこないと言えるでしょう。
学校の先生に受験について小まめに相談したり、インターネットのウェブサイトなどをチェックして、自分で情報を取りに行く姿勢が必要です。
最近ではオンラインで手軽に授業を受けることができる家庭教師・塾もあります。
無料体験もできるのでとりあえず試してみてもいいかなと思います。
【塾に行かずに高校受験】まとめ
以上で、塾に行かずに高校受験で成功する方法を中心に、ご紹介しました。
やるべきことをやれば、塾に行かずに合格することは可能です。
決して、ムリをして塾に行く必要はありません。
一番大切なのは、生徒本人が塾に行く意思があるかどうか。
ぜひ、生徒と親で受験対策について本音で語り合って下さい。
塾に行くにしても、行かないにしても、本当にポジティブな方向性が見えてくるはずです。