こんな疑問に答えます。
みなさん、模擬試験(模試)の時に何を持って行けば良いのか困った経験はありますか?
模試は本試験のシミュレーションと言えます。何を持って行くべきか分からなくて、不安になる人もいることでしょうね。
この文章では、模試に必要な持ち物や、あれば嬉しい物をご紹介します!
ポイントは、“本番さながらに準備すること”です。
模試に必須の持ち物9選!
ここでは、模試に必須の持ち物をランキング形式でご紹介します。
どれも重要なアイテムが多いので、しっかりチェックして下さいね。
①受験票
まず、これがないと話になりません。受験票がない場合、受験が出来なくなることもあり得ます。必ず持って行って下さい。
②シャープペンシル(通称:シャーペン)
言うまでもないですが、記述式の問題を解く時などに活躍します。シャーペンの替え芯も忘れずに持って行きましょう。
③鉛筆
特にマークシート方式の試験で活躍します。鉛筆はシャーペンに比べて芯が太いため、よりマークシートの塗りつぶしに適しています。
鉛筆削りでしっかりと削った上、できればキャップを締めて持って行って下さい。
キチンとキャップをすれば、ペンケースの中で鉛筆の芯が折れる心配はなくなりますよ。
④消しゴム
間違えた時に修正するために使います。消えやすい消しゴムを用意して下さい。
⑤コンパス
数学の試験などで必要な場合があります。しっかりと使えるかどうか、前日までにチェックする必要があります。
ひさびさに使うと壊れている場合があるからです。付属の鉛筆や芯についても、記入できるかどうか試して下さい。
⑥定規
こちらも数学の試験を中心によく使われるアイテム。
ただし、受ける試験によって直定規(まっすぐな物差し)を指定されたり、三角定規を指定されたりと指定がバラバラです。
どのタイプの定規を持って行けば良いのか、事前に試験案内などで確認して下さい。
⑦腕時計
ほとんどの模試会場には、受験者全員が見ることができるような大きい時計が置いてあります。
しかし、時間を確認するため試験中に毎回顔を上げるのは時間の無駄につながります。
時間を表示する機能のみを持った腕時計なら、試験中に持ち込むことができますのでぜひ携帯しましょう。
ただし、多機能なスマートウォッチは禁止されている場合がほとんどです。注意して下さい。
⑧マスク
感染症予防のためにマスクが必要な場合があります。こちらも試験案内などをよく確認して、必要ならば携帯して下さい。
場合によっては、マスクをしないと試験が受けられないことがあります。注意して下さいね。
⑨眼鏡やコンタクト
信じられないかもしれませんが、当日の緊張で普段使用している眼鏡やコンタクトを家に忘れたり、つけ忘れたりする場合があります。
当日だけ普段持ち歩いてるものを忘れたという経験がありませんか?絶対に忘れなさそうなものこそ、意外に盲点だったりするので注意です。
模試にあったほうが便利な持ち物
ここからは、必須ではないけれども、模試にあると良い持ち物になります。
こちらも重要度の高い順番から、ランキング形式でお届けします。
①試験案内の用紙(もしくはデータ)
模試では、試験案内の用紙やインターネットのウェブページ上で受験の注意事項が書かれているはずです。
開場時間や当日の持ち物など、大切な情報が細かく記載されています。
なるべくなら、試験当日も持っていくと安心です。
②飲み物
自分の好きな飲み物を水筒などに入れて持って行くと安心です。
飲み物を準備していれば、模試会場に自動販売機がない場合も焦らずに済みますし、落ち着いて試験を受けることができます。
③ポイントがまとめてあるノートや参考書
模試が始まる前まで、自分でまとめたノートや参考書を確認することができます。
特に暗記系の科目で有効です。
そして、なるべくなら要点がまとまっているノートを作成して持って行くのがオススメ。
当然ですが、試験直前の確認時間はとても短いです。
5分、10分程度で要点が確認できるようなノートを作成しましょう。
開始直前になったら、自分のカバンやバッグにノートや参考書をしっかりとしまって下さいね。
④スマートフォン
スマートフォンは、万が一の時に電話をしたり、地図アプリで試験会場までの道順を検索したりする時に便利なツール。
ただし、試験中は電源を切るか、試験監督に一度預ける場合がほとんどです。特に試験中にスマートフォンを取り出すと、カンニング行為と勘違いされてしまいます。
取り扱いに十分に注意しましょう。
もし、どうしてもしっかりと電源を切る自信がない人は、始めからスマートフォンを持って行かないという選択肢もあります。
試験中にスマートフォンが鳴ってしまうと大変だからです。
⑤お弁当
模試によっては、午前から午後にかけて試験がある場合があります。その場合は、お弁当を持参して下さい。
お腹が減っていると、集中力が落ちることがありますよね。しっかりと食べて、試験を乗り切りましょう!
⑥使い捨てカイロ
こちらは冬限定のアイテムとなります。ただし、模試や本試験は寒い時期に行われることが多いです。
寒さで指が悴むと、文字が上手に書けない場合があります。
体に貼るカイロも良いですが、指を温めるためには、貼ならいタイプのカイロがオススメです。
ぜひ、体や指先をしっかりと温めて試験に臨んで下さい。
⑦折りたたみ傘
雨が降りそうだけれども、降っていない時ってありますよね。
そのような時は、折りたたみ傘がオススメ。かさばらないし、万が一雨が降った時に安心です。
雨に濡れた状態で試験を受けると、集中力が落ちてしまうかもしれません。
それを回避するためにも、天気が怪しい時は折りたたみ傘を携帯して下さいね。
入念な準備は自信につながる
以上で、模試に必要な持ち物やあった方が良い持ち物をご紹介して来ました。
ここで一つ注意点があります。それは、受ける模試によって必要な持ち物が違うということです。
ここで記載している物は、あくまで模試で一般的に必要とされているアイテム。
必ず、あなたが受ける試験の案内用紙(もしくはインターネット上のウェブページ等)を確認した上で、準備を行って下さいね。
そして、この注意事項は高校受験や大学受験の本番でも一緒です。
受ける学校や試験によって、それぞれ持ち物が変わります。
受験本番の予行演習だと思って、ぜひ真剣に準備してから模試を受けて下さい。
シミュレーションをしっかりと行うことで、受験本番に自信を持って臨むことができるでしょう。
また、持ち物チェックと同時に、模試会場への行き方も確認しておいて下さいね。
いつも行き慣れている場所でしたら、その必要はありません。
しかし、もし初めて行く会場であるならば、事前確認の必要があります。
事前に確認をしておくことで、模試の当日は気持ちに余裕を持って会場に行くことができるでしょう。
模試の持ち物チェックは前日までに行おう
先ほど、持ち物に関して入念な準備が大切であることを説明しました。
では、持ち物の準備はいつまでに行うと良いでしょうか?
それは、遅くても前日までとなります。
前日までに持ち物のチェックが終わっていれば、もし足りない物があったとしても、その日の内に買いに行くことができますね。
当日の朝の準備では、やはり遅いと言えます。
足りないアイテムを買いに行く時間がほとんどないですよね。
そして何より、当日の朝では気持ちが焦ってしまいます。試験以外のところで疲れてしまったら、もったいないですよね。
受験本番の大切な予行演習として、模試の持ち物チェックもぜひ真剣に行って下さい。
できる限りの準備をした人こそが、本番で十分に力を発揮することができます。
しっかりと準備をして、模試をがんばって下さいね!