こんな疑問に答えます。
みなさん、ルーズリーフを使ったことはありますか?
中学生くらいになると、一度は使ったことがある人も多いはず。
授業や自習で何かを書く時、基本的にはルーズリーフかノートを使いますよね。
当記事では、ルーズリーフとノートを比較しながら、その効果的な利用法や勉強法についてご紹介します。
ポイントは、ルーズリーフはとても自由度が高いということです。
中学生はルーズリーフとノート、どっちがおすすめ?
中学生にとって、ルーズリーフとノートはどちらが良いでしょうか?
この質問を考える上で一番重要なポイントは、ルーズリーフとノートの特徴の違いを理解することです。
人によってどちらがいいか変わってくるので、それぞれの特徴を理解した上で判断しましょう。
それでは、みなさんが使い慣れているノートのメリットからご説明します。
ノートのメリット
1つ1つのページが、初めからしっかりと束ねてあります。
そのため、管理がしやすい特徴があります。
束ねてあるので、ページを失くす心配はありません。そしてノートを使い切ったら、そのまま保管することができます。
ルーズリーフだとすぐなくしてしまう、管理がめんどくさいという人はノートがおすすめですね。
ルーズリーフのメリット
買った当初は、1つ1つのページがすべてバラバラです。
そのため、自由度が高いという特徴があります。
ページが分かれているので、後になってページの順番を変えることが可能です。また、必要のなくなったページを捨てることも簡単。
自分の好きなように、いくらでもカスタマイズできると言えます。
自分好みにカスタマイズしたい。管理が得意という人はルーズリーフがおすすめです。
以上で、ノートとルーズリーフのそれぞれのメリットをご紹介しました。
また一方でそれぞれのデメリットに注目すると、ノートはルーズリーフに比べて自由度が低く、ルーズリーフはノートに比べて管理・保管がしにくい点が挙げられます。
これらの特徴を踏まえると、ルーズリーフとノートのどちらが中学生にとって優れているとは一概には言えませんね。
ケースバイケースで、その人の性格や状況によって使い分けてもらうのが一番良いと言えます。
ルーズリーフを活用した中学生向けの勉強法
今回は、より自由度の高いルーズリーフを使った勉強法について、3つのポイントをご紹介します。
①理解できるように整理する
いつもルーズリーフを使っている人は、授業の内容をルーズリーフに書き記しているはずですね。
その時に重要なポイントは、ルーズリーフに書かれた内容がしっかりと整理されているかどうか。
授業内容がしっかりと整理されていると、理解度が増します。そして理解度が増すと、人は暗記することもできるのです。
もし授業中に上手にルーズリーフを整理することが出来なかった場合、教科書等も参考にしながら、再びルーズリーフを作り直して下さい。
いわゆる“まとめノート”と呼ばれるものです。
ルーズリーフのメリットとして、新しく情報を追加することがとても容易な点が挙げられます。新しいページを追加すれば良いからです。
ノートの場合、初めからページが固定されているため、ページの追加は出来ませんよね。
ぜひ、授業内容や教科書の内容をわかりやすいように整理して下さい。
きっと理解度が上がるはずです。
②効率的に復習する
ルーズリーフを上手に書くことで、後から見直した時、復習するポイントがわかりやすくなります。
では、どのように書けば、復習ポイントがわかりやすいようなルーズリーフを書くことができるのでしょうか?
例えば、数学を勉強しているところを想像して下さい。
その時、自分で解けなかった問題に対して、解き方やその答えをルーズリーフに書き込みますよね。たいていの人はここで作業を終わらせてしまいます。
しかし、この答えの下に、間違えた原因や理由をメモして下さい。例えば、「Aという公式を知らなかったから、解けなかった」などです。
このように書くことで、後から見直した時に、復習するポイントが良くわかります。
もしも、メモをするスペースが足りない時は、新たにページを追加して下さいね。
③暗記する
ルーズリーフを使って、暗記帳として利用することができます。
例えば、暗記したい英単語とその意味をルーズリーフに箇条書きにします。それを毎日、音読して下さい。
もちろん、しっかり覚えられたら、覚えた単語をリストから外して行って下さい。
ルーズリーフのメリットとして、取り外しが容易な点が挙げられます。
先ほどの例で言えば、あるページの英単語を全部しっかりと覚えられたならば、そのページを取り外して捨てることができます。
ぜひ、ルーズリーフの自由さを充分に活用して、効率良く勉強して下さいね。
中学生の勉強に最適なルーズリーフの選び方
この章では、ルーズリーフやバインダーを選ぶ際のポイントを箇条書きでご紹介します。
※バインダーとは、ルーズリーフをまとめて綴じるための道具。ルーズリーフを本格的に使う場合に用意する必要があります。
値段
値段については、特に決まりはありません。ただ、ルーズリーフに関しては、安すぎると紙質が悪い傾向があります。
また、バインダーに関しても、安すぎると壊れやすい場合があります。その点、ある程度高くても信頼できるメーカー品は安心です。
大きさ
まず当然ですが、バインダーのサイズとルーズリーフのサイズを合わせて購入して下さい。サイズとしては、B5サイズがオススメ。
持ち運びに便利でかつ、小さすぎないためです。
“まとめノート”を作る時など、もっと大きいサイズがほしければ、A4サイズもオススメです。
バインダーの厚さ
バインダーによって、収納できるルーズリーフの枚数が変わります。
たくさんのルーズリーフをいっぺんに持ち歩きたい場合、たくさん収納できる厚めのバインダーがオススメ。
逆に少ない枚数を持ち運ぶのが好きな人は、薄いバインダーを用意して下さい。
ルーズリーフの罫線(けいせん)
ルーズリーフにもともと入っている、横の線を罫線と呼びます。
罫線の幅や罫線のあるなしは、基本的には自分の好み。
罫線が必要ない人は、罫線なしのルーズリーフを購入して下さい。
そして、罫線が必要な人も、自分にとって書きやすい罫線幅のものを選んで下さい。
罫線のメリットは、一定の基準で文字を書けること。
文字の大きさを統一しやすいため、キレイにルーズリーフを書くことができます。
以上で、中学生にオススメのルーズリーフとバインダーの選び方についてご説明しました。
ルーズリーフとあわせて使うと効率的なおすすめグッズ
先ほど、ルーズリーフを使うデメリットとして、管理・保管がしにくい点を挙げました。
だからこそ、管理・保管を容易にするグッズが特にオススメ。
例えば、保管用のバインダーやファスナーは、持ち運ぶ必要のなくなったルーズリーフを保管するために役立ちます。
他にはインデックスシールや付箋を持っていると、自由度が高く、バラバラになりやすいルーズリーフを分かりやすくまとめることができますよ。
中学生のルーズリーフを活用した勉強法のまとめ
以上で、中学生にオススメのルーズリーフの活用法や勉強法を中心にご紹介しました。
ルーズリーフ、ノートは共にメリット・デメリットがありましたね。
ルーズリーフは自由度が高い反面、管理が難しいことがあります。
どちらかというと、几帳面な人にルーズリーフは向いていると言えるでしょう。
なぜなら、小まめな整理が必要だから。
でも一番大切なのは、使っている本人がしっくりくるかどうかです。
ぜひ、ルーズリーフも試して下さい!
その後、自分のフィーリングに合った方を選んで下さいね。