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大学受験の勉強はいつから本気でやる?失敗しない受験対策【今からできる】

勉強する海外の学生
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大学受験の勉強をいつから始めるか迷っている人
大学受験の勉強をいつから始めるか迷っている人
大学受験の勉強はいつから始めればいいんだろう。ついでにいい勉強法があれば知りたいな。

こんな疑問に答えます。

大学受験について悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

早ければ早いほど良いとは言うけれど、実際に、いつどうやって始めたらいいのかわからないと思う人もいるかと思います。

今回は大学受験を始める時期や対策についてお話します。

ねこくん
ねこくん
遊びたい盛りだけど勉強しないといけない・・いつからやればいいんだ!
いぬくん
いぬくん
そうだね!目標や自分の今の状況によって変わってくるからみていこう!

大学受験の勉強はいつからやる?

階段を駆け上がる女子高生

大学受験にフライングはない

『大学受験はいつからやるべきなのか?』という質問に対して、最も適切な答えは、『今すぐ始める』です。

大学受験にフライングはない、と聞いたことがある人がいると思いますが、事実その通りなのです。

なぜなら大学受験の受験日は決まっているけれども、いつから勉強を始めなければいけないというスタートの合図はないからです。

大学受験の勉強をはじめている人は多くいる

大学受験は高校生だけでなく、浪人生や社会人、外国人など、様々な人が受験します。

そのため、今こうしているうちにも、予備校などで大学受験の勉強を進めている人は多くいるのです。

また浪人生などは昨年度の受験を経験しているため、その分経験値も高く、なにをすれば良いかもわかっているため、今まさに効率的に勉強しています。

同じ高校でも、授業進度は全く違う

浪人生だけが受験勉強をすでに始めているわけではありません。

同じ高校生であっても、中高一貫校の生徒は、先取り教育で高校2年生の時に、通常の高校生が3年生で習う学習範囲を終了します。

そのため、彼らは実質3年生の1年間はまるまる受験勉強に充てることができ、通常の高校よりも多くの時間を問題演習に時間を使うことができます。

高校3年生から始めようという考えは非常にリスクが高い

浪人生や中高一貫高校を考えると、高校3年生から大学受験の勉強を始めようというのは、非常にリスクの高いことだとお分かりいただけましたでしょうか。

先にスタートした人に追いつくためには、同じ勉強量で努力してもその差は縮まりません。遅くスタートすればするほど、追いつくためには勉強する量を多くしなければいけません。

しかし、どんな人でも時間は24時間と限られているため、あまりにも遅い場合は、スタートする時点で、すでに勝負がついてしっていることもあります。

そういったリスクを回避するためにも、高校3年生からではなく、2年生や1年生のうちから徐々に始める必要があるのです。

高校2年生に始めるとすぐに結果がでる?

高校2年生に受験勉強を始めるとすぐに偏差値が上がります。
なぜなら高校生のほとんどは部活動に所属しているからです。

部活動に所属する人は、『早く始めなければいけない』とわかっていても、疲れてしまって大学受験の勉強をなかなか始めることができないのです。

そのため高校2年生終わりまでの時期は、少し勉強すれば、周りより勉強していることにつながり、すぐに結果に結びつきます。

結果がでるとやる気がでて、さらに受験勉強がはかどるという良い循環になります。

実際全国の高校生が大学受験の勉強をはじめるのはいつから

では実際に全国の高校生はいつの時期から大学受験の勉強を始めているのでしょうか。

一般的には、半分の高校生が高校3年生になってから受験対策を始めていて、全体の約21%の生徒が4月~5月から始めているようです。

つまり大半の高校生は3年生になってから受験対策を始める傾向があるので、それより前に始めれば、その大半の高校生と差をつけられるということになります。

そして早ければ早いほど、そのアドバンテージは大きくなっていきます。

難関大学合格者はさらに早い?

難関大学に合格した人はさらに受験勉強を始める人が多い傾向にあります。

研究機関の調査によると、難関大学と呼ばれる上位の大学に合格している人の約7割は2年生の2学期には、受験勉強を始めているという結果を明らかにしています。

もしあなたが旧帝大をはじめとする難関大学を志望しているのであれば、2年生の夏休み前後から始める必要があることがわかります。

悩んでる時間がもったいない。すぐ始めるべき

以上見てきたように、大学受験は早く始めれば、早く始めるほど、合格できる大学やその可能性が上がることがわかりました。

『始めようかな。』と悩んでいる時間がもうもったいないと思います。とりあえず行動に起こして、受験対策を始めるべきです。

ねこくん
ねこくん
大体3年生からなんだな!
いぬくん
いぬくん
でも学校によっては3年生からだと間に合わない可能性もあるから注意が必要だよ!

大学受験と高校受験の違い

悩む海外の学生

大学受験と高校受験は全く違います。

なぜなら、大学は様々な年齢の人が全国から受験する一方で、高校受験は県内の同学年しか受験しないからです。

例えて言うなら、大学受験は全国大会、高校受験は県大会と言っていいでしょう。大学受験と高校受験はそのぐらい規模や難易度が違います。

加えて倍率も全く違います。高校受験は最も高くても3倍程度です。3人に一人は受かる計算ですね。

一方大学入試は平気で4倍は超えてきます。人気の大学・学部になると、10倍(10人に1人が合格)を超えるところもあります。

大学受験を高校受験と同じような感覚で受験すると、間違いなく失敗しますので、注意が必要です。

ねこくん
ねこくん
こんなに倍率が違うのか・・

失敗しない大学受験の対策

みんなで勉強する学生

ではどういった対策をすれば失敗しなのでしょうか?
効率的に勉強するための手順をお伝えします。

志望校の過去問を解く

まず志望大学の過去問を解きましょう。国立と私立共に、赤本と呼ばれる過去問が書店にて売っているので、それを購入して解きましょう。

『1番最初に過去問なんて解いていいの?』こう思われる人もいるかと思いますが、自分の学力と志望校の合格ラインの距離感をつかむためには、過去問を解いた方が最も効率的です。

解き終わったら、採点しましょう。昨年度の合格最低点をネットで検索して、自分はあと何点取れれば合格できるか、実際に計算して距離感をつかみましょう。

どの程度解けたか、解けない問題はどの程度あったのかをしっかりと把握する

採点して終わるだけではなく、どの程度の問題が解けたのか、またどの問題が解けなかったのか、分析しましょう。

受験科目はなにがあるのかを、また各教科どんな知識が問われているのか分析する

大学によって受験科目数が異なるので、受験科目をまず押さえましょう。

その上で、各教科どういった知識が問われているのか、またどういった能力が必要なのかも見極めましょう。

例)○○大学 受験科目:国語・英語・現代社会 or 地歴 など
国語・・・現代文のみ、近代の作品多い、漢字問題多め
英語・・・長文問題多い、文法(関係副詞・分詞構文・比較)、語法多い、など

上記のように、例えば英語では長文が多いのか、イディオムが多いのか、それとも文法の問題が多いのかなど、学校によって千差万別です。

またどんな能力が問われているのか見極めるのも大切です。

例えば、長文が多い問題では読解力や速読力、リスニングテストの配点が高い場合リスニング力など、どの能力を高めなければいけないのか分析しましょう。

必要な教科がわかったら基礎的な問題集をやりこむ

過去問の分析で必要な教科・知識・能力がわかったら、基本的な問題集を使って、何周もやりこみましょう。

またただやりこむのではなく、過去問にでた知識は特に意識して取り組みましょう。

すべての問題に、平等に労力をかけるのではなく、大事なところに労力をかけて理解することが効率的な勉強です。問題集の中で強弱をつけていく感覚です。

独学が難しい場合は、塾や予備校、家庭教師を活用する

過去問の分析や必要な知識が見極められない人など、独学が難しい人は、素直に塾や予備校、家庭教師を活用しましょう。

塾・予備校と家庭教師はそれぞれメリットがあり、自分に適した方を選ぶようにしましょう。

塾・予備校は大人数で授業を受けるスタイルで、習熟度別に分かれていることがほとんどです。

なるべく上のレベルのクラスに行くように全員が競争する環境が生まれるため、競争するような環境の方がやる気がでる人は塾・予備校がオススメです。

一方家庭教師は、教師が個別で指導するため、競争するような環境ではなく、自分のペースで受験勉強を進めることができます。

自分の立てた計画をキッチリ守れる人は家庭教師を活用すると大きく学力を伸ばすことができます。

自分の性格に合わせて選ぶようにしましょう。

いぬくん
いぬくん
自己分析をしっかりして、自分にあった勉強法をためそう!

大学受験に向けていまから動き出そう

勉強する学生

もう一度言います。大学受験にフライングはありません。早く始めれば早く始めるほど、大学受験を有利に進めることができ、より合格する可能性が上がります。

大学受験を早く始めて逆に不利になってしまうことは一切ありません。
特に高校3年生の夏ごろまでは、ほとんどの高校生が部活動のため受験勉強があまりできない傾向があります。

その期間前に始めることができれば、その分偏差値も上がりやすくなります。
また上の学年がいるうちに受験勉強をすることで、先輩に勉強方法なども聞くこともできます。

自分が受験勉強をしていなければ、受験勉強のなにがわからないかわかりませんよね。だから、先輩がいるうちに受験勉強をはじめるのがお得なんです。

大学受験といういうのは、人生の中でも大きな人生の分岐点です。重要な分岐点だからこそ、しっかりと準備をして臨むべきです。

『後悔は先に立たず』、将来悔いることがないように、今できることから対策を始めましょう。