こんな疑問を解決します。
みなさん、勉強は好きですか?「嫌い」「あまり好きじゃない」という声が聞こえてきそうですね。なかなか胸を張って「好き」と言える人は少ないのかもしれませんね。
本記事では、勉強を嫌いになってしまう原因と勉強嫌いを克服する方法をご紹介します!
ポイントは①完璧主義を手放すこと。そして、②どんな時でもポジティブでいることです。
なぜ勉強が嫌いになるのか?
なぜ勉強を嫌いになってしまう人が多いのでしょうか?
大きな理由の一つに、ムリをして勉強してしまうことが挙げられます。例えば、難しくてわからない学習内容をムリをして理解しようとすると、ストレスが溜まりますよね。
ストレスが溜まることを好きになる人はいるでしょうか?答えはきっと「NO」ですよね。
他の理由として、先生や親に「勉強しなさい!」などと厳しく注意されることが挙げられます。ムリやりに勉強するように言われると、大抵の子どもはストレスを感じます。
勉強が好きな人と嫌いな人の違い
勉強が好きな人は、勉強に対するストレスが少ない人と言えそうです。つまり、ムリをせずに勉強しているような人ですね。
では、どうすればムリをせずに勉強できるようになるのでしょうか?
以下でムリをせずに勉強する方法をご紹介します!
ぜひ、勉強嫌いを克服して下さいね。
勉強嫌いを克服する方法【勉強のやり方】
①完璧を求めない
みなさんは学校の授業にほぼ毎日、参加していますよね。
でも、先生が言ったことを一度で完璧に理解したり、覚えている人はほとんどいません。
完璧主義の人は一度で完全に理解できないと不安になりますが、それはやはり不自然ですよね。何度も何度も、同じ学習内容を聞いたり、読むことで完璧な理解に近づいて行きます。
勉強に完璧を求めず、良い意味で自分に優しくして下さい。わからなければ、また戻れば良いのです。
そのような“ユルさ”が勉強を嫌わずに、勉強と上手く付き合っていくコツの一つです。
②ポジティブ思考を持つ
想像して下さい。あなたは定期テストのために、英語の勉強をこれ以上できないくらいに一生懸命がんばりました。その結果として、定期テストの英語で60点を獲得したとします。
「60点は取れた!ここまで出来た!良かったな。」と思うか「60点しか取れなかった、最悪だな。」と思うかはあなたの選択次第です。
目標の点数に届かなくて、一時的に落ち込むことはあるでしょう。しかし「60点しか取れなかった」は言い換えれば「60点は取れている」のです。「60点は取れた!ここまで出来た!良かったな。」と思うことは誰でもできるのです。
ぜひ、今現在あなたが持っているもの(この場合は60点分の努力と実力)に注意を向けてあげて下さい。褒めてあげて下さい。そうすれば、もっと前向きになって学力を向上させることができます。
これがポジティブ(前向き)な思考です。
やさしい所から勉強する
勉強嫌いになっている場合、成績が伸び悩んでいるか、成績が落ちていることがあります。別の言い方をすると、今やっている勉強が理解できていない可能性があるのです。
そんな時、どうすれば良いでしょうか?
解決策の一つとして、過去の教科書、参考書や問題集に戻る方法があります。
つまり、過去に学んだ内容の復習です。
あなたが現在、中学2年生だと仮定します。もしも、あなたが今学校で学んでいる内容がわからないのであれば、過去に学んだことを再び学び直すと良いかもしれません。場合によっては、中学1年生の内容に戻っても良いでしょう。
より基礎的な内容、より基本的な問題を学び直して下さい。そして基礎力が本当に高まれば、今現在わかならい部分がきっと理解できるようになるでしょう!
勉強嫌いを克服する方法【親の対応】
①子どもに「勉強しなさい」と言わないこと
学校の先生や親は子どもに「勉強しなさい」と催促したり、注意することがよくあります。
この時、子どもはどう感じているのでしょうか?
例えば、大人が仕事や家事をしている時に、目上の人間から「早くしろ!」「しっかり働け!」などと無理強いをされたらどのように感じるでしょうか?おそらく、ほとんどの人は不快な思いをするはずです。
それは子どもも一緒。勉強するように催促されたり、強要されることは気分が良くないことなのです。
子どもに「早く勉強しなさい!」と言うと「今やろうとしてた」と返事が返ってきた経験はありませんか?
これはもちろん、催促や強要が嫌いといった人間の心理が働いているから。しかし他にも、子どもそれぞれによって勉強するペースが違うから、という側面も理由として挙げられます。
ぜひ、子どもの勉強するペースを大切にしてあげて下さい。
子どもが動き始めるのを待つこと、そして見守ることも一つの教育です。
②親自身が勉強する姿を見せる
子どもに「勉強しなさい」と言わないことが重要だと説明して来ました。
では、「見守る以外に何をすれば良いの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
一番説得力のある、子どもに勉強を促す行動は親自身が勉強をすることです。
突然ですが、あなたが仕事や家事をしている所を想像してみて下さい。
目上の人やパートナーが一生懸命に家事や仕事を行なっています。その時、自然とあなたも家事や仕事を手伝ったり、もしくは家事や仕事を率先して行うはずです。
もし相手を自分が思うように動かしたいのであれば、まずは自分が動くことが大切です。
他人を変えようとするのではなく、自分を変える。これによって、結果的に相手も変わります。だからこそ、子どもに勉強させたいのであれば、親自身が勉強することが近道となります。
子どもは親の行動をよく観察しているものです。100の言葉よりも1つの行動が影響力を持つことがあります。
ぜひ、あなた自身が子どものお手本となって下さいね!
③子どもに完璧を求めず、ポジティブな対応をする
これは「勉強嫌いを克服する方法【勉強のやり方】」の中の「①完璧を求めない」と「②ポジティブ思考を持つ」の親の対応バージョンとなります。
子どもに完璧を求めてはいけません。なぜなら、親もまた完璧な人間ではないからです。
しかし、もし子どもがテストなどで悪い点数を取ってしまったとしたら、やはり親としては心配しますよね。その場合、どのように反応すればポジティブな対応となるのでしょうか?
まず、ここで言う“悪い点数”とは他の子どもと比べて悪い点数であることが多いようです。
例えば、クラスの平均点と比べて低い点数を子どもが取ったとします。
勉強が嫌いな子どもの場合、テストの点数も平均を下回っていることが多いです。
しかし、ここで比較するべきは、他の人との得点差ではありません。
その子どもの過去の得点と今の得点を比べると良いでしょう。
つまり、子どもが平均点よりも低い点を取ったとしても、その子の以前の得点を上回っていたら大いに褒めてあげて下さい。
過去の自分と今の自分を比べることが大切。これによって、自分の外の状況に振り回されずにいつもポジティブな状態でいることが可能となります!
いつもポジティブな状態でいて下さいね。
そうすれば、“勉強嫌い”なんてきっとどこかへ吹き飛んでしまいますよ!